ホコリをかぶった就業規則
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就業規則は昔作ったけど、ずっと書棚にしまいっぱなしだよ。
見ることなんて、慶弔の休暇や見舞金くらいだな。
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正直そんなところですよね。
あまり身近なものではないというのが、
ほとんどの企業の感想ではないでしょうか。
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そうなんだよ。
だから、別に必要だとも思わないしな。
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でも、身近ではないということと、不必要かというのは違いますよね。
災害が頻発しないからと言って、防災用品が不要とはならないですよね。
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まあ、災害に関してはそうだが、
うちの会社では別に労使トラブルもないしな。
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今トラブルを抱えていないのはいいことです。
でも、今はSNSなどで情報があふれており、
会社の労働法違反などに気付く従業員が増えています。
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うーん、確かに修正する必要もあるかもしれないなぁ。
でも、わざわざお金をかけて直すのももったいない気もするよ。
たったひとつの規定がチャンスを作る!?
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でも、社長、就業規則にたったひとつ規定を盛り込んでおくだけで、
お金がもらえるとしたらどうですか?
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それはもちろんうれしいよ。
でも、そんなことがあるのかい?
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もちろん「ただ規定が書いてあるだけ」ではダメですけどね。
例えば「パートを正社員にしようかな」と考えていた時に、
就業規則に規定があるかないかだけで、
助成金がもらえる場合がありますよ。
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ああ、確かにちょっと前にパートを正社員にしたよ。
そんなことでもらえるのかい?
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他にもやらなければならないことはあります。
でも、「就業規則に規定がない」場合にもらえないことは確実です。
就業規則は現代の労働法令に合わせておくことも重要ですが、
少しだけ「国が目指すもの」に合わせるだけで助成金がもらえたりします。
助成金って簡単にもらえるの?
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そうなのかい?
以前、就業規則を社労士に作ってもらったときは、
そんなことはまったく言ってくれなかったよ。
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助成金を扱わない社労士もいますしね。
それに助成金のルールって毎年変わるので、
社労士としても扱いは正直緊張します。
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助成金は聞いたことあるけど、
社労士に任せればとにかくもらってきてくれるんじゃないのかい?
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いえ、会社に体制が整っていないともらうことはできないです。
だからこそ、顧問として普段から体制づくりの準備をするのです。
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そうか、そういう下準備が必要なものなのか。
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下準備も重要ですが、
助成金は申請しても労働局から確認が入るのがほとんどです。
例えば賃金台帳を提出することがありますが、
ただ出せばよいというものではないんです。
中身の計算がキチンとされてるかを見られますからね。
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うーん、賃金台帳は経理担当に言えば出してくれるが・・・
中身が正しいかと言われるとどうだろうなぁ。
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正確な給与計算というのは、労働法に精通してなければできません。
就業規則を整え、給与計算を適切にやれば、
助成金をもらえるチャンスはおのずと拡大しますよ。
もちろんタイミングなどもありますが、
タイミングをものにできるのは準備ができているからです。
当事務所の強み
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当事務所では、プライベートでも仲良しの税理士・弁護士・司法書士・中小企業診断士といった仲間とともに、士業'sとしてワンストップの企業支援を行っています。
親しく接する仲間だからこそ、普段の会話からお互いの業務領域に自然と詳しくなります。
私は社労士ですが、税務や登記、経営分析などもお話しできるので、
より良い提案から各種専門家へとおつなぎします。
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